パラダイスの夕暮れ

フィンランドでの生活について記します。アンダーグラウンドシーン、ベジタリアン、ヴィーガン、アニマルライツ、映画、音楽、サブカルチャー、ファッションなどについて書いていく予定。

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それでも夜は明ける

今年のアカデミー賞を受賞した「それでも夜は明ける」を見ました。
アメリカにまだ奴隷制度があった頃、自由黒人としてヴァイオリンを弾いて生計を立てていた主人公がある日突然騙されて拉致され、12年間南部で奴隷として酷使された・・というお話です。(英語の直訳は”奴隷としての12年間”)

ショッキングですが、実話に基づいた映画です。

トレーラー


同じ人間同士なのに、人種が違うというだけで奴隷と主人の立場に分かれる理不尽さ。
この映画を見ている間中、動物と人間やその他の種の間の差別、「種差別」について考えていました。
同じ人間なのに、黒人だけがこんな酷い扱いを受けて、おかしい、間違っている!という悲しみと憤りの感情がどうしようもなく渦巻いてきたとき、それは、人間の動物に対する支配に感じる感情と全く同じだと気付きました。

人間だって未だに同じことを動物たちに対してやっている。
そしてそれにおかしいと声を上げる人たちに対しては、「ばかじゃないの。動物より人間のほうが上に決まっているでしょう」という態度。

この映画では支配する側の白人が尋常ではなく残酷に描かれていますが、いざ支配する側の立場になれば客観性もなくなり、支配する立場に甘んじてどんどんと貪欲に残酷になっていくのだろうと思いました。
おそらく彼らは普通の人々だったのでしょう。
しかし支配する立場にいる快感と利便性が理性を麻痺させていった。

これは誰にでも起こりうることなのかもしれません。
だったら、出来る限り暴力を行使する側から遠いところにいたいと強く思いました。
少しでもこんな暴力には関わっていたくないから。


この映画を見て「こんなの間違ってる、許せない」と思った方は、ぜひそれを人間と動物の間にも広げて考えてみて下さい。
動物園では見世物のために飼育される動物、ペットショップでは所有欲を満たすためだけに繁殖させられる動物、畜産場では食べるためだけに飼育される動物、言うことをきかない動物は平然と監禁し、虐待する人間たち。
この映画で許せないと思ったことたちは、私たちの周りで平然と行われています。今も。(伊藤ハムの虐待

そんなの馬鹿げている、動物は人間よりも下の生き物だと思いますか?
それはまさにこの映画の中で白人が黒人に対して思っていたことと同じです。
白人が黒人と平等になるなんてありえない。白人は黒人よりも優れている。

でも今、白人と黒人は平等、奴隷制度も廃止されました。
差別の問題は未だに残っていますが、それでもこの映画で描かれているようなことが平然とまかり通っているなんてことはありません。

時代は変わります。
白人に支配される黒人がいないように、いつか人間に支配される動物たちもいなくなるでしょう。
その日がきっと来るとあらためて信じさせてくれた映画でした。
日本語のタイトル「それでも夜は明ける」は希望を感じさせるとてもいい言葉ですね。
夜はきっと明ける。だから大丈夫、信じていれば必ず叶う。

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  1. 2014/03/25(火) 03:07:00|
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